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小学生の自由研究に?!顕微鏡レビュー

執筆者の写真: Aiko SadaAiko Sada

子供が初めての夏休みなので、思わず顕微鏡買ってしまった。ぐへへ。どれを購入するか、迷ったけどSWIFTのSW150。

何を採取しようか、どうやって家で標本作ろうかと悩んでいると、マスキングテープをスライドガラスにぺたぺた貼って見え方を比べたり、色んなぬいぐるみの毛をせっせと集める娘。ふりかけを観察する夫。そうか、自由な発想でやればいいのね。普段、研究室では日常的に顕微鏡を覗くけど、身近なものを顕微鏡で見てみる機会はなかなかないので、自分も新鮮に楽しめた。


ちなみに、SW150の顕微鏡は、子供と一緒にみるには、十分以上のスペックだと思います。以下、軽くレビューを。


  • そこそこ良い値段だけど、キレイに見えるし、使いやすい。単眼なので、子供でも簡単。

  • 接眼レンズの鏡筒が360度回転する(!)という機能により、娘と順番に見るのが楽ちん。

  • レンズは接眼は10x、25x、対物は4x、10x、40x。倍率は、身の回りのものを見るにはちょうどいい。

  • 説明書には詳しい説明はないので、ある程度、顕微鏡の知識と使用経験が必要。最初にサンプルが見える状態に設定すれば、あまり教えなくても娘は自分で動かしていた(ドギマギするけどw)。

  • 透過照明と落射照明がついているのがいい。見え方が違って面白いらしい。光の明るさも調整できる。

  • 電池とACアダプターが付いていて、屋外でも使用可能。

  • 顕微鏡のカバーもついている。使わない接眼レンズはどうやって保管しよう。

  • スマホアダプターも買ったのだけど、こちらはまだ上手く使いこなせない。むしろなくてもよかったかも。

  • Swift顕微鏡用アクセサリー実験セットを同時に購入した。すぐに見れる標本が何点か入っていること、スライドガラス、カバーガラス、スポイトと、必須アイテムがセットになっていること、見た目が実験ぽくてカッコイイということで、これに決めた。染色・封入剤はついていないけど、当面はこれでいいかな。刃物などが入っていて危ないので、小さい子供はまだ扱えない(←私が楽しむ用)。


皆様、よい夏休みをお過ごしください。


佐田

(本ブログ記事は、私個人の意見であり、所属組織や研究者全員の見解を示すものではありません。)


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九州大学生体防御医学研究所

教授 佐田 亜衣子

E-mail: aiko.sada(at)bioreg.kyushu-u.ac.jp

〒812-8582

福岡県福岡市東区馬出3丁目1-1

Aiko Sada, Ph.D.

Professor

Medical Institute of Bioregulation, Kyushu University

 

E-mail: aiko.sada(at)bioreg.kyushu-u.ac.jp

 

3-1-1 Maidashi, Higashi-ku, Fukuoka City, Fukuoka

812-8582, Japan

©︎Sada Laboratory, Medical Institute of Bioregulation, Kyushu University

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