石川プロフィール
九州大学生体防御研究所
助教
石川瑞穂
研究について
中学生の頃に抱いた「人はなぜ病気になるのか」という問いの答えに少しでも迫りたくて医学・生命科学の道に進みました。
鳥取大学医学部生命科学科実験病理学分野にて学部4年から博士前期・後期課程を通じた6年間、腫瘍血管新生に関わる分子としてMTA1に着目した研究を行いました。
2021年3月に学位を取得し、学振PDとして同研究室で自身の研究成果に基づいた腫瘍血管新生阻害を標的とする治療法開発を1年間携わりました。
その後、2022年4月からは熊本大学国際先端医学研究機構の皮膚再生・老化学研究室(佐田亜衣子特任准教授)でポスドクとして皮膚幹細胞の研究を開始しました。研究環境や研究領域が大きく変化したこともあり、非常に刺激的な研究生活を送りました。
2023年9月からは研究室の異動に伴い、九州大学生体防御医学研究所へ異動・皮膚再生老化学分野の助教として着任しました。
現在はネットワークシステムとしての生命を理解することを目指して、1つの生命現象に対してその中心となる細胞集団のみならず、それらを取り巻く様々な環境にも注目した研究を進めています。
学歴
2018 - 2021
鳥取大学大学院
医学系研究科 生命科学専攻 博士後期課程
実験病理学分野
研究テーマ:腫瘍血管新生の管腔構造を制御するMTA1
2021
博士(生命科学)取得 (鳥取大学)
2020 - 2021
日本学術振興会 特別研究員DC2
2020
2020
令和元年度 鳥取大学医学部 下田光造記念賞
2016 - 2018
鳥取大学大学院
医学系研究科 生命科学専攻 博士前期課程
実験病理学分野
研究テーマ:腫瘍血管新生の管腔構造を制御するMTA1
職歴
2023 - 現在
九州大学 生体防御医学研究所
助教
研究テーマ:皮膚の再生と老化を担う幹細胞のはたらき
皮膚三次元培養モデルの確立
2022 - 2023
熊本大学 国際先端医学研究機構(IRCMS)
特別研究員
研究テーマ:皮膚の再生と老化を担う幹細胞のはたらき
2021 - 2022
鳥取大学 医学部生命科学科
実験病理学分野
学振PD
研究テーマ:腫瘍血管新生の管腔構造を制御するMTA1
2015 - 2016
鳥取大学医学部 生命科学科
実験病理学分野
研究テーマ:腫瘍血管新生の管腔構造を制御するMTA1